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5月18日の歴史探訪の会・同志社前駅-1

5月20日       5月18日の歴史探訪の会・同志社前駅-1
            一休さんゆかりのお寺と京田辺の史跡めぐり
最高のハイキング日和?日向もなんとなく爽やかな、日陰は涼しい・・・
コース  京田辺市観光ボランティアガイド協会にお世話になりました。
JR同志社前駅~筒城宮伝承地~酒屋神社~薪神社~酬恩庵(一休寺)
~甘南備寺~棚倉孫神社~京田辺駅&新田辺駅  歩程約7km
此の日の私は、19800歩で約13.2km歩いた事に・・
志都美駅
葛城山~二上山
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近鉄の興戸駅~徒歩7分~
JR同志社前駅集合
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筒城宮伝承地へ向かう
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同志社大学構内
筒城宮(つつきのみや)伝承地・継體(けいたい)天皇
同志社大学京田辺キャンパス内に「筒城宮址の碑」がある。1960年、遷都1450年を
記念して、組織された「筒城宮跡顕彰会」により建立されたものである。 この辺り
(興戸・多々羅・普賢寺など)は、第26代天皇、継体天皇の筒城宮があったとされる
場所である。 『日本書紀』によると、継体天皇は樟葉宮にて即位した後、511年10月
に皇居を筒城宮に遷し、7年間この地で過ごしたという。継体天皇は、応神天皇5世の
孫で、近江国高嶋郷三尾野(滋賀県高島市)で誕生。幼少の頃に父が亡くなり、母の
故郷である越前三国(福井県丸岡町高田高向へ移り住む。しかし、当時の武烈天皇に
後継者がなかったため、507年、武烈天皇の姉、手白髪皇女を皇后として、樟葉宮
(枚方市樟葉)にて58歳で即位。5年後の511年10月、皇居を筒城宮に遷し、7年間
この地で過ごした。その後、弟国宮(乙訓)へ移り、その後ようやく大和に入った。晩年、
九州で磐井の乱(527年)があり平定に苦心したが、後継を安閑天皇に禅譲し、531年、
その即位と同時に崩御した。
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酒屋神社へ向かう
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酒屋神社
創建年月など不詳だが、かつて神功皇后(じんぐうこうごう)が三韓遠征の際、神社
背後の山に酒壺を三個安置して出立、帰国後その霊験に感謝して建てられたとも。
本殿は明治9(1876)年の再建で一間社流造り、屋根に特徴があり、千鳥破風(ちど
りはふ)と軒唐破風(のきからはふ)を配した姿は山城地域では県(あがた)神社(宇
治市)本殿など、限られたところにしか見られない。神功皇后が朝鮮より持ち帰った
“九山八海の石”が今もここにあるという。 また、河内国の酒造りを業とする中臣酒屋
連(なかとみのさかやのむらじ)の一族が来往して、酒造りを伝え、祖神を祭ったもの
ともいわれる。 佐牙神社とともに酒造りに縁のある神社である。祭神は、津速魂神
(つはやむすびのかみ)と応神天皇。 近くには興戸の大池があり、初夏の青葉、秋の
紅葉と季節によって様々な美しい姿を見せてくれる。
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薪神社へ向かう
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薪(たきぎ)神社(昼食)
祭神:天津彦根命。由緒:由緒は不詳。
境内に甘南備山頂にあった石で、月読神が影向したと伝わる石が祀られている。
何故、当社へ運ばれたのか不明、大住の月読神社の元社であったのかも知れない。
式内社の研究で独自の領域を示した志賀剛氏が記述した能の発祥の碑が境内に
ある。「能楽は薪能即ち金春流に初まり、次に宝生能観世能は大住に、金剛能は大
和に発祥。」とある。薪地区には一休寺があり、山門前に薪能金春禅竹が一休禅師
に猿楽の能を演じ観覧に供した薪能金春芝跡が残っている。金春禅竹(1405~
1470)は室町時代の能役者・能作者で、大和四座のひとつ円満井座(金春座)の
大夫金春弥三郎の子である。能楽の大成者世阿弥の娘婿となrき、世阿弥の能を
発展させ、金春流隆盛の基礎を固めた。
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酬恩(しゅうおん)庵(一休寺)
とんちの一休さんのお寺として知られている酬恩庵(通称、一休寺)は、もとは妙勝寺
といい、大応国師によって正応年中(1288-1293)に禅の道場として草創されたのが始
まりである。その後、元弘の戦火にかかり荒廃していたものを六代の法孫にあたる
一休禅師が康生2(1456)年に再興し、師恩に報いる意味で「酬恩庵(しゅうおんあん)」
と命名された。禅師は88歳で自寂されるまでの晩年、ここを居とされた。現在みられる
本堂は、室町幕府6代将軍足利義教により建立され、方丈や庫裏、唐門、東司、鐘楼、
浴室は加賀藩主前田利常により復興されている(いずれも重要文化財)。本堂 京都
最古の唐様建築 足利義教(室町幕府第6代将軍)の帰依により、1400年代に建立さ
れた。 内部に釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩が安置されている、室町時代の代表的な
禅宗建築で重要文化財に指定されている。
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此の続きは、
5月18日の歴史探訪の会・同志社前駅-2 として
           下記のメインブログへ詳細を投稿しました。
       http://taharas-amami-nara.blog.so-net.ne.jp/2016-05-20-1  
続きは、
酬恩庵(一休寺)本堂~
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開山堂
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本堂の左右に花頭窓(かとうまど)が設けられ・・・
花頭窓の下に有る桟を腰と言い、此れを抜くと建物が壊れる?腰が抜ける、の語源
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甘南備寺へ向かう
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甘南備(かんなび)寺
奈良時代に僧行基(ぎょうき)によって開創されたといわれている。甘南備山にあった
甘南備寺は、交通不便で保護も困難であったため元禄2(1668)年に現在の地に移さ
れた。もともと真言宗だったが、移転の際、黄檗宗に変わった。ご本尊である薬師瑠璃
光如来坐像は、比叡山の僧・慈覚大師の作と伝えられ、高さ86?、一木造り、重厚味の
ある藤原前期のものである。「耳石」といわれる穴のあいた石を備えて病魔を退散させ
る風習がある。
今昔物語の「山城の国神奈比寺の聖人、法華を誦して前世の報いを知りたる話」
綴喜郡の飯岡の西北に甘奈比寺という山寺があり、一人の僧が住んでいた。この僧は
日頃からこの寺を去って、都の大寺に行きたいと思っていた。ついに行こうと決心した
夜の夢に、この寺の薬師如来が老僧となって現れ、「汝の前世は、この寺の土中に住ん
でいたみみずで、法華経を毎日聞いた功徳によって、人間に生まれ代ってこの寺で法
華経を誦している。この寺に縁のある身である…」ことを諭された。そこでこの僧は、生
涯この寺に留まったという言い伝えが残っている。
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棚倉孫(たなくらひこ)神社
「棚倉」とは穀物を収蔵するに当たり、湿気をさけるための床を設けた倉庫をいい、養蚕
にも用いられた。筒城(綴喜)は古来から渡来人による養蚕の盛んな地域であり、その
蚕は貴重で「天の虫」ともいわれ、蚕が棲む倉を崇め神格化して祀ったのが神社としての
興りではないかとも考察されている。 境内には、本殿のほか、拝殿、絵馬殿、社務所、
式場などの建物が並び、本殿手前右手にある石造燈篭は桃山時代の作である。 2年に
1度の例祭では、秋の収穫を祝って約30種の穀物や野菜などで飾られた「ずいきみこし」
がくりだされる。高さ3m、1.5m四方、重さ約1トン、屋根に赤ズイキ、鳥居に青ズイキ、
壁に大豆、三度豆、玄米、小豆、頂上の鳳凰には南瓜や百日紅の花、他にも赤、青の
唐辛子、赤なす、たかのつめ、菊の花など全部で30種類ほどの野菜や穀物、乾物が飾り
つけられ、神々に五穀豊穣を祈願する。天香古山命(あまのかごやまのみこと)を祭神と
する旧天神ノ森の産土神で、元は天神社または天満宮とも称していたが、明治になって
式内棚倉孫神社と改めた。 本殿は、桃山時代の建築である。拝殿は江戸時代中期を
代表する建築である。 社務所は元の神宮司であった旧松寿院で、現存する江戸末期の
貴重な建物である。その他本殿の右側にある四角形石灯籠は天正2年(1574年)刻
銘があり、桃山時代の傑作である。絵馬舎には白川芝山筆の「猛虎図」のほか絵馬
十数面を掲げている。
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京田辺駅&新田辺駅

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